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ダンクのお泊り日記 1

母の実家が帰省のためダンクを1週間預かることになりました。
何度かダンクは泊まりに来たことはあるのですが
今回初めてギスケと一緒に暮らすことになり、みんなドキドキです。


ダンクは10歳。
少々偏屈なところがあり、そしてとても臆病なくせに内弁慶という
なかなか複雑なキャラクター。

ギスケはわかりやすい性格ですが、神経質なところが2匹の共通点かも。

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母とギスケでダンクを実家にお迎えに行くと
ダンクは当日の朝から何かを察していたのか吠えまくっていて
あきらかに情緒不安定。

しかも恐らくわざと室内でおしっこをしてしまい
実家の母の怒りを買っていました。

前途多難かも・・・と思って車に乗り込みしばらくすると。




車を運転しながらふとサイドミラーを見たときに
何故か後部座席の窓から顔を出しているダンクの姿が。

あれ、間違えて窓開けちゃったかな?危ない危ない。

でもまたしばらくすると、風に毛をなびかせているダンク。

そう、彼はなんと自分で車の窓を開けるテクニックを持っていたんです。
恐るべしダンク。

家に着いて、散歩に行きご飯を食べてやっと落ち着けると思ったら
今度はギスケが。

どうしてダンクが家にいるのか、無性に腹が立ったらしく
ダンクの耳元で激しく吠え始めました。

ああ!もう!と怒ってもしようがありませんが
これからのことを考えただけでどっと疲れが出てしまいました。

そして早朝。5時きっかりにダンクに起こされました。
異常な早起きの実家の父は毎朝5時に散歩に出かけていたからです。

老犬なので排泄は我慢させられません。
眠い目をこすり散歩へ出かけようとした母の背に鋭い視線。
ギスケがじっと見ていました。

「ごめんね。ダンクの散歩に行くからお父さんと一緒にいてね」

もっと納得いくまで言葉を尽くそうとしましたが
なんせ傍らに緊急事態のダンクを抱えていたので
ダッシュで玄関の外へ。

よほど我慢をしていたのか、すぐにおしっこをしたダンク。
町内1周をしてスッキリして戻ってきました。

そして次は朝の公園の散歩。
本来自動車嫌いのダンクを乗せるのに一苦労し
着いたら着いたで、犬嫌いのダンクは降車拒否。
説得を重ねてようやく降りてもらいました。

ダンクのお泊り日記 1_f0061585_9264681.jpg


母にぴったりと寄り添うダンクでしたが、少しずつ慣れてきたみたい。

でもまだまだ試練は続くのでした。

by gisuke-peace | 2008-10-11 09:29 | ダンク